よくあるご質問

壁・床・天井についてのFAQ

1. 壁

壁の穴やくぼみの補修方法を教えてください。

洋室の壁にできてしまったピンやクギ、ネジの穴などは、日曜大工の感覚で補修することができます。中空壁(下地材は石膏ボード、ビニール壁紙貼付け)を例にご説明しましょう。

■使うもの
ヘラ、つまようじ、ローラー、サンドペーパー、あて木、スポンジ、ヘアドライヤー、補修用穴埋め剤、室内用壁補修用パテ、クロスパッチ(クロス用補修シール)など

■作業の順序
●5mm以下のピン・クギ・ネジの穴
1.補修部の汚れ、ほこりを拭き取り、盛り上がり部を爪やつまようじの頭などで押しつけて平らにする
2.補修用穴埋め剤を軽く押し出し、穴埋めする。はみ出した穴埋め剤はヘラで除去し、ぬれスポンジで表面をたたく。周囲の壁紙との凹凸あわせも、補修用穴埋め剤を使って行う 

●5cm程度のくぼみ
1.補修部の汚れやほこりを取る。
2.あれば補強シートを穴より2cm程度大き目に貼り、その上にクロスパッチをしっかりと圧着する
3.仕上げとして、補修用穴埋め剤で壁紙の凹凸と合わせる  

●10cm程度のくぼみ
1.補修部の汚れやほこりを払い、ぬれスポンジで穴と周囲を湿らせてから、穴の内側にパテを充てんする。作業は穴の大きさにより、パテの乾燥を待って分けて行う
2.穴の表面までパテを埋め、ヘラで平らにする。完全に乾いたら、あて木をしたサンドぺーパーで仕上げる
3.クロスパッチを穴より大きめに切り、手で押さえてローラーを使うとしっかり密着できる。クロスパッチは壁紙の凹凸模様に合わせて使用する

壁の色と補修部分の色合わせは、1日置いてからアクリル絵の具を使って行います。いきなり絵の具を塗るのではなく、家具の裏など目立たないところで試してから行いましょう。

本「Q&A」および各記事の内容に関するお問い合わせにはお答えしておりません。
これらの掲載内容は一般的なものであり、マンションごとの設備・部位・建材などによって対応が異なる場合があります。「Q&A」や記事を参考に作業される場合は、この点に十分ご注意ください。また、お客さまご自身の作業に基づく故障・不具合の責任は負いかねますので、あらかじめご理解とご了承をお願いいたします。
作業にあたっては安全や騒音・振動などに十分ご注意ください。


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